
新しいオーブンレンジに浮かれる、
ソラノイエマネージャー菅野です。
化石のような電子レンジから最新家電、シャープのヘルシオへ30年目のアップデート
道具選びと「お任せ」する勇気
わが家のオーブンレンジ、実は「30年選手」でした。 前の持ち主が15年、それを譲り受けた私が15年。
毎日フルスロットルで解凍に温め、蒸し料理にお菓子作り。 見た目こそ年季が入っていますが、本当に実直に働いてくれました。
そんな相棒との終わりの時が来たのは、突然でした。
3月のある日、 息子と「明日の朝は焼きたてパンを食べよう」と生地を仕込み、いざ予熱を始めたら、オーブンから煙が出たのです。
「流石に寿命か……」
今年は炊飯器にパソコンと、わが家の家電は「お疲れ様」のラッシュです。
物価高の折、出費は痛いところですが、「モノが壊れる時は人生が大きく動く時」という言葉を信じ、前向きに新調することにしました。

30年分の進化に、思考が止まる。
電気屋さんに足を運んで驚きました。
私の電子レンジ事情が30年前で凍りついている間に、世界はとんでもない進化を遂げていたのです。
店員さんの解説を要約すると、今は主に3つの層があるとのこと。
- 単機能レンジ(温めることに特化)
- 標準的なオーブンレンジ
- 高機能モデル(AIやセンサーを駆使した調理器具)
さらに最近は「トースターレンジ」なんて新ジャンルまで。
あまりの情報量に、頭が真っ白になりました。
「何に価値を置くか」という選択
最初は「普通のでいいかな」と思っていたのですが、詳しく聞くと高機能モデルの「赤外線センサー」に惹かれました。
食材の情報を読み取り、最適な温度と時間をオートで導き出すそうなのです!
「ぜんぶ自動でやってくれるんですか?!」
私は興奮のあまり宇都宮駅前の家電店で大きな声を出してしまいました。
だって、これまでは冷凍のものは冷凍のものでまとめて調理しないと火の通りがバラバラになってしまい、
生肉になってしまったり、火を通しすぎて硬くなってしまったり・・・ということが普通だったからです。
赤外線センサーは私の料理の常識を覆しました。
各社の強みも個性的です。
- パナソニック:食パンの両面焼きが天才的(裏返し不要)。
- 東芝:家庭用で300℃を実現する高火力の「石窯ドーム」。
- シャープ:水で焼く「ヘルシオ」のスチーム技術。
もし私が毎日手作りパンを作るような生活をしていれば、迷わず東芝を選んだでしょう。
でも、わが家の今のライフスタイル、
そして「健康」や「手軽さ」を天秤にかけた結果、シャープのヘルシオに決めました。
最近ちょっとボディがわがままになってきた夫のために、「手間をかけずヘルシーな料理が出来上がるなら」 と
やさしさと愛情溢れる(?)妻の私がそう決めさせたのかもしれません。
ヘルシオは見た目も大変おしゃれで、操作パネルがシンプルで、長く使っても古さを感じさせないデザインも決め手でした。
上を見ればキリがありませんが、今のわが家の「身の丈」と「理想」の接点を見つける作業。
これは、仕事の企画を立てる時の感覚にどこか似ています。
「丸投げ」が生む、完璧なアウトプット
さて、やってきたヘルシオくん。 早速、冷蔵庫の余り物をかき集めて「実力テスト」をしてみました。
- 冷凍の残りハンバーグと野菜(アルミホイルへ)
- テキトーに切ったカボチャ(アルミホイルへ)
- 油揚げに豚バラ・野菜・チーズ・めんつゆを詰めたもの
- 人参と厚揚げに酒と塩を振ったもの
これらを一気に角皿に乗せて、「おまかせ調理」のボタンをポチッ。
約30分後、目の前に現れたのは、すべてが完璧な火加減で仕上げられた「料理」たちでした。
それぞれ火の通りやすさが違うはずなのに、どれもが「ちょうどいい」。
私がつきっきりで火力を調整するよりも、ずっと確実で、美しい仕上がりです。

信頼して、任せるということ。
今回の買い替えで学んだのは、「優秀な道具(プロ)に、適切な環境で任せること」の心地よさです。
私が今まで一生懸命「解凍しすぎないように!!」と目を光らせていた時間は、最新のテクノロジーに任せることで、息子と話す時間や、次の企画を練る時間へと変わりました。



これは、マネジメントの本質にも通じます。
すべてを自分で抱え込むのではなく、信頼できる仕組みや仲間に「最適解」を委ねる。
その結果、自分一人では到達できなかった高いクオリティのアウトプットが手に入る。
30年ぶりのアップデートが教えてくれたのは、美味しいご飯だけではなく、
「進化を受け入れ、任せることで生まれる余裕」の大切さでした。
新しい相棒と共に、私も、私の会社も、より精度の高い「アウトプット」を目指していきたいと思います。
電子レンジなんてどれも変わんないだろ、と馬鹿にしてた私を殴りたいです。
新しいものにはどんどんチャレンジしていきたいですね。



