音声と文字で解説するので、お好みの方でどうぞ!!
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こんにちは!チェカンノです。
今回ご紹介する本は、中島 健太 さんの「完売画家」です。
自分でつくった作品が売れて、その作品の売り上げで食べていく!!アーティストライクな暮らしは誰もが憧れるところですが、なかなか実現できてない方が多いのも事実。
今年の初めの記事はそんなチャレンジがテーマの中島健太さんの「完売画家」にしました。
日本で「食えている画家」は30~50人だけ
「画家は食えない」そんな話を聞いたことはないでしょうか。
私は、あります。
そして、この本の著者である中島さん自身もそういった話を学生時代教授からでさえ、聞かされてきたそうです。
学生時代にそんな話聞かされてしまうなんて、震えてしまう・・・
その原因は「業界の構造上の問題」と「刷り込み」だそうで。
2022年において、プロ画家として生計を立てられているのは全国に30人から50人程度しかいないそうです。
このがっかりの事実よ!
『完売画家』は、中島健太さんが「完売画家」として成功を収めるまでの挑戦や苦労を描いた著書です。
本書のテーマは「挑戦し続ける姿勢」と「絵画を通じて人生を豊かにする意義」であり、アートの世界における現実と理想が鮮やかに描かれています。
中島さんはこの2つの問題をクリアし、「自分でも売れる」というお手本になるべくチャレンジを続け、この本を書き上げたようです。
印象的なエピソード
特に印象に残ったのは、中島さんが一度挫折を味わいながらも、自分の画風を見つけ出す過程です。
中島さんは個展でのお金を持ち逃げされる、という辛い経験をしたそうです。
信頼している方からの裏切り。経済的なショックだけでなく、精神的、肉体的なショックもあったと思います。
しかし、中島さんはこのエピソードを通じて、ただ落ち込むだけでなく、技術を磨き、自分の感性や価値観を信じることの重要性を学びました。
また、彼がこの事件を機に、「完売」を目指すことで画家としての在り方を見直し、市場と向き合う姿勢に私は深い感銘を受けました。
ただのアーティストの話では収まらない、誰にでも当てはまるストーリー
本書を読んで、挑戦を続けることで人はどんな環境でも成長できると確信しました。
特に、絵画の世界が「才能だけで生き残れる世界ではない」という言葉には、自分の置かれている環境においても応用できる普遍的な真理があると思い、
中島さんのように、自分の信じる道を突き進むことが結果につながるのだと強く励まされました。
「完売」という具体的な目標設定は、私自身の目標設定にも応用できると感じました。
また、アートに限らず、どのような仕事や挑戦でも、努力を継続し、自分の強みを活かすことで結果を出す可能性を広げることができる、そう思いました。
『完売画家』この本は、アートやクリエイティブな仕事に携わる人々だけでなく、目標を持つすべての人にとって勇気を与える一冊です。
中島健太さんの生き方や考え方に触れることで、私も自分の道をより強く信じられるようになりました。
それでは、ありがとうございました!
チェカンノでした!またね♪