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こんにちは!かんのです。
今回ご紹介する本は、安藤広大(あんどうこうだい)さんが書かれた、『数値化の鬼』です。

鬼、とか言われるとドキッとしちゃいますよね!
鬼滅の刃的な・・・ #違うだろ
『数値化の鬼』を読んで考えた、経営における「数字」との向き合い方
安藤広大さんの『数値化の鬼』を読みました。タイトルだけ聞くと「数字こそ全て!」と圧をかけられる本かと思っていたのですが、実際に読んでみると「数字は現実を映し出す鏡であり、改善のための道具だ」という前向きなメッセージが込められていました。
数字は厳しいけれど、道を示す羅針盤
経営をしていると、「努力しているのに売上に反映されない」という場面に何度も直面します。
「頑張っているのだから、きっと大丈夫」という“感覚”に頼りたくなることもあります。
しかし数字は残酷です。売上はゼロならゼロ。お金はごまかせません。
その意味で、数字はときに「鬼」のように冷たい存在に見えます。
けれど著者は「数字は敵ではなく、道を示す羅針盤だ」と教えてくれます。
大切なのは「売上」以外の数字
経営において最も意識が行くのは「売上」ですが、それだけに縛られると苦しくなります。
私自身、この本を読んで「数字はもっと細かく分けて見なければならない」と気づきました。
- 商談件数は?
- 提案資料の数は?
- 既存顧客のリピート率は?
- 問い合わせ数は?
売上という結果だけを見るのではなく、その手前にあるプロセスを分解し、数値化すること。ここにこそ改善のヒントが隠されています。
関係づくりも数値化できる
私の会社では、新しいお客様と出会うたびに「新規事業を立ち上げるような気分」になります。相手がどんな人か、どんな価値観か、最初は不安だらけです。
でも、関係性は“曖昧な感覚”ではなく“小さな積み重ね”でしか築けません。
たとえば「打ち合わせ回数」「フィードバック対応までの時間」「提案に対する反応率」。
これらも立派な数値化の対象です。数値にすれば改善点が見えやすくなり、信頼関係を築くスピードも上げられるはずです。
時間もかかるでしょう。その分もコストに入れておく。後ほど回収可能なのか予想、計画を立てる。
それらはふわっとした感情だけでは不安ですが、数字を出すことで数字が導いてくれるのです。
まとめ
『数値化の鬼』は、数字を「評価の物差し」ではなく「成長の武器」として捉える視点を与えてくれました。
数字はときに厳しい。けれど、それに向き合わなければ、経営も人生も「努力しているつもり」のまま止まってしまう。
数字に分解し、プロセスを改善し、次の一手に変えていく。これを繰り返すことでしか、会社も自分も前に進めないのだと感じました。


積極的に数字と仲良くなっていきたいな!と改めて思いました!
それでは、ありがとうございました!
かんのでした!
音声解説 DIE WITH ZERO ビル・パーキンズ 著

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