【読書感想】60代からは体の「サビ」を落としなさい 小林弘幸

チェカンノ

音声と文字で解説するので、お好みの方でどうぞ!!
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こんにちは!かんのです。
今回ご紹介する本は、『60代からは体のサビを落としなさい』です。

「老化するのは、体の細胞がサビついたせいだ」
この言葉が、読後いちばん強く残りました。

体を労り始めるのに「早すぎる」ということはない

忙しく働いていると、多少の体調不良や疲れは「仕事のうち」だと思ってしまいます。
寝不足でも、肩や腰が重くても、「動けているうちは大丈夫」。
そうやって、体の違和感を後回しにしながら、ここまで走ってきた気がします。

本書では、体のサビを防ぐうえで、いちばんの鍵を握っているのは「腸」だと書かれています。
食事や生活習慣に気をつけることはもちろんですが、それだけではなく、
呼吸を整えること、心をサビつかせない工夫も必要なのだそうです。

特に印象に残ったのは、体と心が切り離せない存在として語られている点でした。
忙しさや責任が続くと、呼吸は浅くなり、判断も雑になる。
それは意志の弱さではなく、体がサビ始めているサインなのかもしれません。

本書で紹介されていた「3行日記を書く」という習慣も、働く人にこそ向いていると感じました。
一日を振り返り、今日あったことや気持ちを短く書くだけ。
それだけで、頭と心が切り替わり、翌日の仕事に向かう準備ができる。
それは、頑張り続けるためではなく、長く働き続けるためのリセットだと思いました。

健康は、贅沢でも趣味でもなく、
元気に働き続けるための、かけがいのない土台です。
特に女性は、仕事だけでなく、家庭や人間関係など、
無意識のうちに背負っているものが多いのです。

「60代から」と書かれたタイトルに反して、
この本は、40代・50代の働く人、特に女性経営者にこそ読んでほしい一冊でした。
体が動く今だからこそ、サビを落とす準備ができる。
そう気づかせてくれる、静かで実践的な本だと感じました。