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こんにちは!チェカンノです。
今回ご紹介する本は、山平 重樹さんが書かれた、「ヤクザに学ぶ圧倒的交渉術」です。

ヤクザ、という世界でのルールから学ぶ交渉術の本です
怖い・・・けど興味ある、交渉の世界
『ヤクザに学ぶ圧倒的交渉術』は、一般社会ではなかなか知ることのできないヤクザの交渉テクニックを、ビジネスや日常のコミュニケーションに応用する視点から解説した一冊です。読み進めるうちに、単なる暴力や威圧に頼るのではなく、冷静かつ論理的な交渉力が求められることがよく分かりました。
交渉を優位に進めるにはまずは「準備」
まず驚いたのは、ヤクザの交渉が「情報収集」から始まるという点です。ビジネスでも、相手の背景や心理を理解することが成功の鍵となりますが、本書ではそれを徹底的に行う重要性が強調されていました。相手の弱点だけでなく、彼らが何を求め、何を恐れるのかを的確に把握することで、交渉を有利に進める手法は、どの業界にも通じるものがあると感じました。
交渉には厳しさだけでなく、義理と人情も大切
また、「義理と人情」を重んじる姿勢も印象的でした。一般的に、ヤクザの世界は冷酷で非情なものというイメージがありますが、本書ではむしろ「恩を売る」「信頼関係を築く」ことが交渉の基本であることが示されていました。これは、ビジネスにおける長期的な人間関係の構築とも共通する部分が多いです。特に、「貸しを作ることで次の交渉を有利に進める」という考え方は、日常の仕事でも活用できると感じました。
さらに、最も興味深かったのは「引き際」の重要性についての記述です。交渉は強気で押し通すだけでなく、どこで引くべきかを見極める力も必要です。本書では、相手にとって「これ以上やり合うのは得策ではない」と思わせるための戦略が具体的に述べられており、交渉の駆け引きの奥深さを感じました。
何より大切なのは「自分のルール」を持つこと
そして、特に共感したのは、「これだけは譲れないという基本原理を貫くべきである」という考え方です。交渉の場では、全てを相手の言いなりになるのではなく、自分の核となる価値観やルールをしっかり持つことが重要です。本書では、その信念を貫くことで相手にも一目置かれ、むしろ交渉がスムーズに進むという視点が述べられており、この点は日常の人間関係においても大いに参考になると感じました。
逃げ道を残し、交渉に余白を持つ
また、「とことん相手を追い込んではいけない」という考え方にも強く共感しました。相手を徹底的に追い詰めてしまうと、交渉の余地がなくなり、関係が破綻してしまう危険があります。本書では、交渉においては適度な逃げ道を残し、相手にも「これなら受け入れられる」と思わせることが、結果的に円滑な関係を築くことにつながると述べられていました。この視点は、日常のコミュニケーションやビジネスの場面でも大いに役立つと感じました。
交渉は、私たちのビジネスや日常にも応用できる普遍的なスキル
本書を読んで、交渉とは単なる力の誇示ではなく、相手を知り、信頼を得て、状況を冷静に判断することが重要であると改めて学びました。そして、これはヤクザの世界に限らず、私たちの日常やビジネスの場でも応用できる普遍的なスキルです。交渉に苦手意識がある人や、人間関係の構築に悩んでいる人にとって、本書は多くの示唆を与えてくれる一冊だと思います。


怖い本かな・・・・と思いながら読みましたが、そんなことなく、仕事や日常のちょっとした交渉ごとにも役にたつ本でした。
交渉・・・というと怖いイメージがありますが、物事や人間関係を摩擦なくに進めていくために学んでもいいスキルだと感じました。
それでは、ありがとうございました!
チェカンノでした!またね!
音声解説【読書感想】『ヤクザに学ぶ圧倒的交渉術』
