こんにちは!チェカンノです。
今日は、アルフレッド・アドラーの心理学に基づいた書籍「嫌われる勇気」をご紹介します。
「嫌われる勇気」は、アドラー心理学を基にした本です。
本は、悩み多き「青年」と「哲人」の2人のキャストがまるで小劇場の熱い2人芝居のように物語は進みます。
幸せになるための二人のやりとりはこちらの胸も熱くなります!!
世界累計485万部のベストセラー図書ですし、
たくさんの方が紹介してるしでわざわざわたしが紹介するまでもないかなぁ・・・・
と思っていたのですが、
やっぱりこの本は好きすぎるので紹介させていただくことにしました。
本当に素晴らしい本なので!!
とりあえず内容が盛りだくさんな本なので、今日は大切なポイント3つだけ解説させていただきます。
音声と文字で解説するので、お好みの方でどうぞ!!
>>音声はこちらから(stand.fmにリンクします)
テキスト解説「嫌われる勇気」
ポイントを3つにまとめてみました!!
1つめ 過去のトラウマに縛られない
アドラーは、私たちの行動は過去の経験によって決まるのではなく、私たちが現在どのような目標を持っているかによって決まると考えています。つまり、過去のトラウマに縛られず、今ここでの自分の選択によって未来を変えることができるんです。過去に囚われず、今の自分がどうありたいかを考えることが大切です。
つまり、どんな境遇に生まれても、過去にどんなことがあっても、自分の選択によって幸せになることが可能、と謳っているんです。
「トラウマが原因で動けない」という方のお話をたまに聞きますが、それを完全否定して、「あなたには幸せになれる力がある!」と言っているんです。人間は誰でも今すぐ幸せになれるんです。これってすごい勇気になりませんか?
2つ目 他者の期待を手放す
アドラーは、人間関係の問題は他者の期待に応えようとすることから生じると述べています。私たちは他人に嫌われることを恐れるあまり、自分らしく生きることができなくなってしまいます。大切なのは、自分の信念に基づいて行動し、他者の期待に振り回されないこと。つまり、「嫌われる勇気」を持つことが、自分らしい人生を送るための鍵なんです!
はい、現在の状況を決めているのは自分でなく、他人の空気で決めていませんか?ってことです。例えばですね。本当は牛乳が嫌いなのだけど、「飲むのが普通だからきらいだけど飲む」
夫が料理を作って欲しそうにしているから、超疲れているけど無理して作る。
などの行動は全て「他人の期待をもとに動いている」ということになります。
このような他人の期待を手放していくことは自分らしい人生を生きるための大きなヒントになります。
3つ目 共同体感覚の重要性
アドラーは、幸せになるためには「共同体感覚」を持つことが必要だと説いています。これは、他者と協力し、社会に貢献する感覚のことです。自己中心的な生き方ではなく、他者との関係を大切にし、共に成長していくことが重要なんです。相手を尊重し、協力し合うことで、私たちはより豊かな人生を送ることができます。
これはですね・・・・「ひとは一人では幸せになれない」ということです。他社が絡むとめんどくさいことも多いかも知れません。例えば友達とご飯を食べに行こう、と決めたとして、Aさんは「肉がいい」とBさんは「肉が食べられない」とします。この場合、Aさんが単純に我慢してBさんに合わせる、という手段もありますが、それだとAさんはつまらない。では「大豆ミートというものがあるらしいチャレンジしてみようか?」と新しい案が出て、Aさんは食べたことのない食材に出会い、新しい食の楽しみを見出す。ということもできるのです。
著書の中で「全ての悩みは人間関係である」と出てきます。
確かにひとはひとりだと気楽に、何の悩みもなく生きられるけど、孤独である。
幸せになるにはやはりだれかと交流する必要があるし、それが悩みの種にもなるのです。
このことを知った時わたしは「なるほど!!!」しかありませんでした。
とにかく目からウロコなので読んだことない人は読んでほしい
わたしが初めてこの本を読んだのは2013年。
それから何度も何度も読み続けています。
と、いうか一度読んだだけではなかなか実践が難しく、初めてよんでから11年経った今、
「やっと少し理解してきたかも・・・」という段階です。
アドラー心理学は実践までにある程度時間のかかる学問だと言われていますので、それは必要な時間をかけて学んでいくしかないなぁと思っています。
まだ独身でこれからの人生においての結婚や仕事のことで悩んでいました。
悩みの渦中でこの本に出会い、
読後に涙が止まりませんでした。
「すごい本に出会ってしまった!!」
と、思いました!!
自己啓発書に泣くのもどうなんだろう?!と思ったのですが・・・
当時のわたしに大衝撃を与えた本です。
あの時、嫌われる勇気を手に取ってくれたわたし、本当にありがとう!!と思っております。
もしも今、
「自分も置かれてる環境のせいで自分の思う通りに物事がうまくいかない」
「毎日もやもやイライラしてしまう」
「一生このままで死んでいくんだ」
など、人生に行き詰まっている方。
その他悩みの大小に関わらず、悩んでる方居たら是非出会って欲しい本です。
「嫌われる勇気」はあなたを幸せに力強く導いてくれるのではないでしょうか?
是非読んだことのない方は読んでみてください。
一度読んだ方は読み返してみてください。
読み返すたびに色々と気づいていくことがあるはずです。
ではでは、ありがとうございましたー‼️