
私たちは補助金採択などの実績を重ねながら、日々「経営の土台」を整えています。
このブログでは、経営を安定させるための【80の視点】を1つずつ紹介していきます。

今日は「営業力における教育」について!
1. 事業性は「続けられる強さ」を見極める視点です!
ビジネスは、始めるより続ける方が100倍むずかしい。
だからこそ、スタート時点で
「売上はちゃんと積み上がるのか?」
「利益は残り続けるのか?」
を確認する必要があります。
・アイデアが面白い
・お客様が喜ぶ
・発信が盛り上がっている
これだけでは事業は続きません。
固定費・利益率・顧客数の積み上がり方。
事業性分析は、それらを数字で捉えて
“夢が現実に耐えられるか”を判断する作業なのです。
2. 「売上」ではなく「利益」が決定する
売上が増えても、利益が残らなければ赤字で忙しいだけ。
・人件費が重い
・設備負担が大きい
・広告費が膨らむ
・追加受注ほど疲弊する
こうした構造では、事業性が低い状態です。
良い事業は、
売れても疲れない。
売れるほどラクになる。
この構造を持っています。
3. 事業性は「顧客の積み上がり方」で決まる
顧客が途切れるビジネスは、毎回ゼロから戦うことになります。
・リピート率
・契約期間
・購入頻度
・紹介の発生率(口コミ)
これらが積み上がるほど、事業性は強くなります。
つまり、
LTV(顧客生涯価値)を伸ばすほど、未来は安定する!!!
ということです。
4. 「仕組み化できるか」が未来の鍵
経営者一人の頑張りで保っているモデルは危険信号。
・属人的なスキルに依存
・社長の時間が奪われる
・教育や引き継ぎが難しい
この状態では、売れるほど追い詰められます。
仕組み化が進むと…
・現場に任せられる
・経営者の時間が増える
・クオリティが安定
・新規事業にも着手できる
事業性分析は、
「手放しても回るか?」を見極める視点
なのです。
5. 「固定費への覚悟」が強さを決める
事業は、変動費より固定費が重いと苦しくなります。
・家賃、設備、人件費
・月額サブスク費用
・ローンやリース
固定費が大きいと、売上低下=即ピンチ。
逆に、固定費が軽いと…
・売上が下がっても即死しない
・攻めるタイミングを選べる
・資金が未来に回せる
固定費は“身の丈戦略”の核心なのです。
6. 事業性分析は「撤退ライン」を明確にすること
事業には、
「引く勇気」が必要なこともあります。
・損益分岐点が遠すぎる
・需要が細く縮小していく
・差別化の余地がない
・黒字化の筋道が見えない
こうした場合、
撤退を早く決めた人ほど勝ち残るのです。
事業性分析は、ただ成功を描くだけでなく、
最悪の未来を先に見るための分析でもあります。

大手の飲食店がオープンして3ヶ月でお店を締めたりするのをみたことがありませんか?あれです。
あれは恐らく損益分岐点が遠くて資金がそこを着く前に撤退してるのです。
事業性分析は「夢を持続可能にする土台」
- 利益の構造を見る
- 顧客が積み上がるかを確認する
- 仕組み化の余地を判断する
- 固定費を最適化する
- 撤退基準を決める
ワクワクを現実に着地させるために、
欠かせない視点です。
次に疲れるのは「事業」ではなく、“事業性がないこと”で起きるトラブルです。
数字で照らし、仕組みで守り、未来に集中する。
それが強い事業のつくり方ですよー。

次回「想定ターゲット」についてです!お楽しみに!
soranoieはあなたにこんな未来を届けます
soranoieは、言葉とアイデアとデザインで、人やお店の魅力を丁寧に伝えるサポートをしています。
「伝わる」ことで、一時的ではなく、長く信頼される関係づくりが可能になります。
まずはお気軽にご相談ください。
ご相談は無料です。メールフォームからどうぞ!
折り返しご連絡させて頂きます。

客観的な視点がほしいときは、いつでも私たちにご相談くださいね。では、また次回!


