私たちは補助金採択などの実績を重ねながら、日々「経営の土台」を整えています。
このブログでは、経営を安定させるための【80の視点】を1つずつ紹介していきます。

今日は「営業力における教育」について!

1. 「営業教育」は、センスではなく“再現性”をつくる仕組みです!

営業と言うと、こんなイメージを持つ人が多いです。

「コミュ力で勝負」
「向き不向きがある」
「生まれつきの才能」

でも実際には、営業力の7割は“教育”で作れます。

営業は“場数”や“ノリ”の仕事ではなく、
再現性のある行動を積み上げれば成果が出る仕事なのです。

・正しい聞き方
・提案の順番
・資料の使い方
・クロージングの姿勢

これらを教育として整えるだけで、
「才能の差」だと思われていた部分が消え始めます。

営業は、生まれつきよりも 育てる仕組み で伸ばせるのです!

コミュ力は作れます!!!

2. 良い営業教育は「答え」を教えるのではなく「型」を渡す

悪い教育ほど、答えを丸暗記させようとします。

「こう言われたら、こう返す」
「この商品はこう説明する」

しかし、それでは応用が効きません。

良い営業教育は “型” を渡します。

・ヒアリングの型
・提案の道筋
・課題の見つけ方
・価値の伝え方

型があるから、どんな相手でも迷わず動ける。

そして型があるからこそ、
新人でも結果が出やすくなります。

営業教育の目的は、
「個人技」ではなく「レベルの底上げ」です。

3. 営業教育は「聞ける人」を増やすことが7割

売れない営業に共通するのはただひとつ。

“聞けていない”こと。なのです。

・話すことに必死
・緊張して質問が少ない
・商品説明ばかりしてしまう
・相手が本当は何で困っているかを拾えない

ここを教育で変えれば、結果がガラッと変わります。

聞ける人が増えると、

・提案の精度が上がる
・自分の商品が「必要な相手」に届く
・無理なクロージングが消える
・顧客満足が上がる

営業教育の本質は「話し方」ではなく
“聞く力を育てること” なのです。

4. 営業教育の役割は「自走する人」を増やすこと

教育が機能すると、現場でこんな変化が起きます。

・質問の質が良くなる
・報告・相談が減り、判断が早くなる
・提案の幅が広がる
・顧客に合わせたアレンジができる

つまり、働き方が “指示待ち”から“自走”へ変わる。

営業教育が弱い組織ほど、
「相談」「確認」「指摘」が増え、
教える側の疲弊が加速します。

営業教育は、
“売り方”を教えるのではなく
“考え方”を育てること。

ここが整う組織は、自然と強くなります。

5. 営業教育は「現場の失敗」をシェアできる文化から生まれる

営業教育を成功させるための一番のコツ。

それは、失敗を共有できる空気づくり。

・商談の失敗例
・うまくいかなかったヒアリング
・断られた理由
・次に改善できるポイント

これらをチームで共有できる組織ほど伸びます。

営業の失敗は、
“個人の責任”ではなく
“組織として改善すべき財産”です。

失敗が言語化されると、
新人の成長速度は10倍速になります。

6. 営業教育は「経営者が手放す」ための仕組み

経営者がよく陥る落とし穴があります。

それは、
「自分が一番売れてしまう」問題です!!

でもそれは考えると当たり前のことなのです。経営者にとって会社の売り上げは「自分ごと」です。
だから経営者は、

・商品を一番理解している
・熱量もある
・説明が上手
・顧客の背景も知っている

だから、いつまでも経営者が前線に出続ける。
でもこれは組織が弱くなる最大の要因なのです。

営業教育が整うと、

・商談を任せられる
・顧客フォローも回せる
・経営者の時間が空く
・新規事業や戦略に集中できる

つまり、教育は
経営者が未来に時間を使うための投資です。

営業力を強くする「教育」という下支え

営業教育とは、
「売れる人を作る」のではなく
“売れる状態”を組織に作ること。

・型を渡す
・聞く力を育てる
・失敗を財産にする
・再現性を高める
・自走できる人を増やす
・経営者の時間を未来に戻す

教育は営業の“黒子”ですが、
なくてはならない土台です。

次に疲れるのは「教育」ではなく、
“教育がないことで起きるトラブル” です。

小さく整えて、すぐ使って、すぐ改善する。
それが強い営業組織のつくり方。

次回もまた別の視点を紹介します。お楽しみに!

soranoieはあなたにこんな未来を届けます

soranoieは、言葉とアイデアとデザインで、人やお店の魅力を丁寧に伝えるサポートをしています。
「伝わる」ことで、一時的ではなく、長く信頼される関係づくりが可能になります。
まずはお気軽にご相談ください。

ご相談は無料です。メールフォームからどうぞ!

折り返しご連絡させて頂きます。

    客観的な視点がほしいときは、いつでも私たちにご相談くださいね。では、また次回!