私たちは補助金採択などの実績を重ねながら、日々「経営の土台」を整えています。
このブログでは、経営を安定させるための【80の視点】を1つずつ紹介していきます。

こんにちは!経営を安定させるための80項目シリーズ、第23回です。
今日は「企業イメージ・知名度・現状認識」についてお話しします。

「うちの会社は世の中からどう見られているんだろう?」
これは経営者にとってとても大事な問いです。
自分たちが発信しているメッセージと、お客様や社会が受け取っているイメージにズレがないか。
そのギャップを知ることが、ブランドの成長や経営戦略の修正につながっていきます。

1. そもそも現状認識ってどういうこと?

簡単に言うと「今の会社の立ち位置を把握する」ことです。
たとえば、

  • 社名やサービスがどれくらい知られているか
  • どんなイメージで語られているか(信頼・安心・新しさ・価格の安さなど)
  • 顧客や地域社会の中でのポジションはどこにあるのか

こうした“現状”をまず知ることで、次の戦略を考える土台ができます。

2. なぜやるの?

理由はとてもシンプルです。
経営者や社員が「こうありたい」と思っている姿と、外から見られている姿は必ずしも一致していないからです。

「安心できる会社だと思われている」つもりが、実際は「対応が遅い」と評価されているかもしれません。
逆に「まだまだ無名だ」と思っていても、意外と知名度が高く、信用も得られている場合もあります。

この“認識のズレ”を確認しないと、間違った方向に力を注いでしまうリスクがあるんです。

3. 実際にどう調べる?

方法はいろいろあります。
アンケートで顧客に直接聞いてみるのもいいですし、SNSのコメントやレビューをチェックするのも立派な現状認識です。
また、取引先や地域の方にヒアリングするだけでも意外な気づきが得られます。

大事なのは「数字」と「声」を両方集めること。
知名度は数値化できますが、イメージは言葉にしないと見えてきません。
両方を組み合わせることで、よりリアルな全体像を描けます。

4. 活かし方のポイント

現状を知ったら、それを次の行動に落とし込むことが大切です。
たとえば「知名度はあるけど信頼が弱い」とわかったら、広報よりも顧客対応の改善を優先する。
逆に「イメージはいいけど知名度が低い」とわかったら、広告やイベントでの発信を強める。

つまり、認識した現状をどう使うか?が経営の腕の見せどころです。

まとめ

企業イメージや知名度の現状認識は、経営にとって“鏡をのぞく”ようなものです。
見たくない部分もあるかもしれませんが、現実を直視することで改善の道が見えてきます。

きちんと「今の立ち位置」を理解してから動けば、限られたリソースでも効果的に戦えるんです。

次回は「ブランドイメージの分析・評価」についてお話しします。どうぞお楽しみに!

soranoieはあなたにこんな未来を届けます

soranoieは、言葉とアイデアとデザインで、人やお店の魅力を丁寧に伝えるサポートをしています。
「伝わる」ことで、一時的ではなく、長く信頼される関係づくりが可能になります。
まずはお気軽にご相談ください。

ご相談は無料です。メールフォームからどうぞ!

折り返しご連絡させて頂きます。

    客観的な視点がほしいときは、いつでも私たちにご相談くださいね。では、また次回!