
補助金採択などの実績を重ねながら、私たちは日々「経営の土台」を整えています。
このブログでは、経営を安定させるための【80の視点】を1つずつ紹介していきます。

こんにちは!
さて、経営を安定させるための80項目シリーズ、今回は第12回。テーマは「販促政策」です!
これまでの回を読んでくださっている方は、自分の会社のことがどんどん“見える化”されてきているのではないでしょうか?
今回も、自社を深く知るきっかけになれば嬉しいです。では、いってみましょう!
そもそも「販促政策」ってなに?
「販促(販売促進)政策」とは、読んで字のごとく「売れるようにするための仕組み・工夫」のこと。
もっとわかりやすく言えば——
- 商品のことを知ってもらう
- 興味を持ってもらう
- そして、買ってもらう
この流れをつくるための取り組み全般が「販促政策」です。
販促の3つの柱
販促には大きく分けて、こんな3つの目的があります。
- 商品の認知度を高めること
- リピーターを増やすこと
- 売上を伸ばすこと
この3つをバランスよく実施していくことで、結果的に売上が安定し、経営も安定していきます。
よく使われる販促の実例集!
ではここから、実際によく使われている販促施策をいくつかご紹介します。
どれも定番ですが、組み合わせ次第で大きな効果を生むことも!
■ クーポンの配布
飲食店・アパレル・温泉など、どの業種でもおなじみの手法。
「○○円引き」「おまけ付き」など、クーポンには“行動のきっかけ”をつくる力があります。
最近ではSNSでオンライン配布する店舗も増加中。
ただし、「なんとなく配っているだけ」のクーポンは捨てられてしまうので注意!
今は“クーポン戦国時代”。インパクトと企画力が求められます。
■ サンプルの配布
「とにかく一度、体験してもらう」ことに特化した販促。
食品・化粧品・日用品などでよく見られます。
品質に自信があるなら、まずは触れてもらう。それだけでハードルがグッと下がります。
■ 店頭実演・イベント
店頭で包丁を研いだり、お団子を焼いたり、マグロを解体したり(!)。
目の前で起きている「ライブ感」は、商品の魅力を強烈に印象づけてくれます。
地方物産展や試食コーナーなども、このカテゴリですね。
■ ポイント付与
「楽天ポイント」「Tポイント」「家電量販店のポイントカード」など、日常生活に溶け込んでいる販促手法です。
“どうせ買うならポイントがつくお店で”という心理が働くため、競合と差別化するためにも有効です。
■ メールマガジン
海外では特に主流の販促手法。
メルマガ登録してくれたお客様に、定期的にお得な情報やストーリーを配信することで「ファン化」を促進できます。
登録者限定の特典やキャンペーン情報を送ることで、直接的な購買にもつながります。
■ SNS発信
InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどを使った販促は、今やどの業種でも無視できない存在。
上手に活用すれば、ただの発信ではなく「熱量あるファンづくり」に直結します。
たとえば、SNSから家が売れる時代です。発信の力、あなどれません。
まとめ|販促は“買いたくなるきっかけ”づくり
販促とは、魔法ではありません。
けれど、お客様が「なんか気になる」「ちょっと買ってみようかな」と思う“最初のきっかけ”をつくる力があります。
大切なのは、自社の商品やサービスに合ったやり方を見つけ、継続的に改善していくこと。
「伝え方を工夫する」ことで、商品はもっと多くの人に届く。
それが、販促政策の醍醐味です。

次回は、「新規顧客開拓」です。お楽しみに!
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