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このブログでは、経営を安定させるための【80の視点】を1つずつ紹介していきます。

こんにちは!経営を安定させるための80項目シリーズ、第17回目です。
今回は、企業の成長や信頼構築に欠かせない「企業イメージ調査」についてお話しします。
お客様や取引先、社会全体から自社がどのように見られているのか。
それを把握することは、経営戦略を整えるうえで大切な基盤になります。
1.そもそも企業イメージ調査とは?
「企業イメージ調査」とは、社外の人々が自社をどのように捉えているのかを把握するための調査です。
アンケートやインタビュー、SNS分析などを通じて、好意度・信頼性・ブランド力といった認識を数値化します。
単なる「人気度調査」ではなく、
- 競合との違い
- 顧客が感じる魅力
- 社会からの信頼
などを明らかにする重要なプロセスです。
2.なぜ企業イメージ調査が重要なのか?
1.経営の方向性を見直せる
顧客や社会が求めるイメージと、自社が発信しているメッセージにズレがある場合、その修正点を明確にできます。
2.ブランディング強化につながる
ポジティブな評価ポイントを把握することで、広告や広報活動に活かせます。
3.リスク管理に役立つ
ネガティブなイメージや不信感の芽を早期に見つけ、対応することで大きなトラブルを防げます。
4.採用活動にも影響
企業イメージは、顧客だけでなく求職者にも影響します。良い印象は人材獲得にも直結します。
3.調査の方法と活用例
- アンケート調査
既存顧客や潜在顧客に、サービスや印象についてのアンケートを実施。 - SNS・口コミ分析
TwitterやInstagram、Googleレビューなどでの発言や評価をモニタリング。 - 取引先ヒアリング
BtoB企業では、パートナーや取引先へのヒアリングが信頼関係の指標になります。 - 競合比較調査
自社と競合のイメージを比較することで、自社の強み・弱みを明確化できます。
4.調査を活かすためのポイント
- データを集めて終わりにしない
調査結果を経営会議やマーケティング戦略に反映させることが重要です。 - ポジティブな結果は積極的に発信
好意度が高い部分は、広報や採用活動に活用しましょう。 - ネガティブな結果は改善チャンスに
批判や不満は、商品やサービスの改善につながる貴重な材料です。
5.注意点
対象者の偏りに注意
一部の層だけに調査すると、実態とズレた結果になりやすいので注意が必要です。
数字に振り回されすぎない
数値化は大切ですが、質的な意見や声のニュアンスも大事にすることで深い理解につながります。

企業イメージ調査は、経営者にとって「鏡」のような存在です。
自分たちが思っている自社像と、社会が感じている姿を照らし合わせることで、これからの経営の方向性を定めやすくなります。
次回は「顧客ニーズ調査」について取り上げます。どうぞお楽しみに!
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