
音声と文字で解説するので、お好みの方でどうぞ!!
>>音声はこちらから(stand.fmにリンクします)

こんにちは!かんのです。
今回ご紹介する本は、黒川伊保子さんが書かれた、『恋愛脳―男心と女心は、なぜこうもすれ違うのか』です。

大手メーカでのAI研究の技術者でもある黒川伊保子さんの著書です。
女性と男性、なぜこんなにすれ違うのか・・・その謎の解決の糸口がわかる本
「はぁ?なんでそうなるの?」
「わかってよ、こっちの気持ち…」
同性相手には“スッ…”と伝わることが、どうして男性にはこうも伝わらないのか?
長年の疑問に、この本がひとつの答えをくた。
読んでみると、あれもこれも、彼が“悪気”でやっていたわけじゃなかったんだな、と腑に落ちた。
ただ、脳のつくりが違っただけだった。
著者の黒川さんは、バリバリの理系の女性ですが、語り口は柔らかく、親しみやすい。
カバー裏の写真も、ニコニコと優しそうで、その雰囲気のままに文章も読みやすく、するすると頭に入ってくる。
ご自身の体験も交えながら、「女性」と「男性」の脳の受け取り方の違いを、具体的かつユーモラスに解説してくれる。
とくに印象に残ったのは、
「女性は“共感”でつながりたい。男性は“意味”を求める」 という一節。
これはまさに私の日常。
「うんうん、そうだよね」と話を聞いてほしいだけの時、
夫は「つまりこういうこと?じゃあこうしたら?」と具体的な“解決策”を提案してくる。
そのたびに、「バカにされてる」「信用されてない」と感じてしまい、ケンカになる。
でも今思えば、それは彼なりに“役に立ちたかった”からなんだ、とやっと理解できた気がする。
男女の違いは、努力では埋まらない“構造”の違い。
だからこそ、“わかり合えない”ことを前提にしたほうが、むしろうまくいくのかもしれない。
パートナーにモヤモヤしている人、恋愛に悩んでいる人、
あるいは「男ってほんと謎!」と思っている女性たちに、ぜひ読んでほしい一冊だ。
きっと「それ、脳のせいか!」と、肩の力がふっと抜けると思う。
ちなみにこの本、もともとは『LOVE BRAIN』というタイトルで出版されていた作品を改題したものだそう。
なるほど、名著はこうして読み継がれていくのだな、としみじみ感じた。
この本を読了したとき気づいたこと
「かんのさんって、一見ボーイッシュだけど、要所要所が女性なんだよね」という言葉を昔、とある友人からかけれられたことがある。
その時は「何をいってるんだ?」とさして気にもしてなかったのだけど、この本を読んで気づいた。
私の脳は要所要所では女性なのだが、概ね男なのである。
だから、私は「わかりづらい」とよく言われるのか。。。。と、思わぬところで自己理解が深まってしまった。
しかし、しかしですよ。
女性だからといって100%女性らしい人なんてどこにもいないのではないでしょうか?
どちらの性質も持ち合わせてこその人間らしさなのではないか?
そう私なりに結論づけて締めたいと思います。


男性女性、「お互い違う」ということを理解して、協力して生きていければ幸せなのではないかな、と思いました。
それでは、ありがとうございました!
かんのでした!
音声解説『恋愛脳―男心と女心は、なぜこうもすれ違うのか 』黒川伊保子 著

ぜひお気軽にご相談ください
soranoieでは、商品やサービスの魅力を数字とビジュアルでしっかり伝えるためのサポートを行っています。
価格設定に悩んでいる方、伝え方に迷っている方は、まずはお気軽にご相談ください。
ご相談は無料です。メールフォームからどうぞ!
折り返しご連絡させて頂きます。