
音声と文字で解説するので、お好みの方でどうぞ!!
>>音声はこちらから(stand.fmにリンクします)

こんにちは!チェカンノです。
今回ご紹介する本は、末永喜美子 さんが書かれた、「ふだんのふるまい帖」です。

マナー、という入り口から人としてのあり方や素敵な人になるための心構えやあり方が学べるとっても素敵な本です。
『ふだんのふるまい帖』読書感想
この本は、マナーを通して人としてのあり方を教えてくれる本です。読後、「美しい人」とは、ただ外見が整っている人のことではないと感じました。
本の中では、「日々の振る舞いが、その人の美しさを作る」 という考えを軸に、所作や言葉遣いの大切さが語られています。
「見かけ倒しはすぐバレる。だからこそ、普段の振る舞いから美しく」
服やメイクでどれだけ飾っても、動作が雑だったり、言葉が乱暴だったりすると、美しさはすぐに薄れてしまいます。本当の美しさは、ふとした瞬間の立ち居振る舞いに宿るのだと気づかされました。 背筋を伸ばす、物を丁寧に扱う、言葉を選ぶ。そうした小さな積み重ねが、自然と品格につながるのだと思います。
「洗練された所作と言葉遣いには、必ず理由がある」
例えば、扉を押さえる仕草ひとつにも、次の人がスムーズに通れるようにする気遣いや、急かさない配慮が込められています。食事の際の手の動きや、言葉のトーン、何気ない所作のひとつひとつが、相手への思いやりにつながっているのだと感じました。マナーとは形だけのものではなく、心を表すものなのだと思います。こうした振る舞いが自然にできる人は、信頼され、周囲に心地よい印象を与えるのではないでしょうか。
また、マナーには不正解がないこと、マナーはただのルールではなく、他人への配慮や心遣いがあって初めてマナーが生きてくるのだということを知りました。
「ひとから見えないところを大切に」
「ひとから見えないところを大切にしましょう」この言葉が特に心に残りました。誰も見ていない場所でも、自分を大切にすることが、本当の自信につながるのだと感じます。部屋の整理整頓、食事の仕方、言葉遣い、姿勢など、そうした「見えない部分」に気を配ることができる人は、外に出たときにも自然と美しさがにじみ出るのだと思います。
「ふつうに生きているだけで、一目置かれる人になる」
特別なことをしなくても、日々の所作や言葉遣いを意識するだけで、人の印象は大きく変わります。無理に取り繕うのではなく、普段の積み重ねが「品格」を作るのだと感じました。この本を読んで、「もっと丁寧に生きていきたい」 と思いました。
美しさは、外見の華やかさではなく、生き方そのものに宿るものなのだと改めて考えさせられました。


私はこの本を読んで、自分の行動や言動、心構えを改めて振り返りました。至らないところがたくさんあるな、と恥ずかしくなるのと同時に、まずは自分を満たして他人にも愛情を注ぐことの大切さを学びました。素晴らしい本なので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
それでは、ありがとうございました!
チェカンノでした!またね!
音声解説【読書感想】『ふだんのふるまい帖』
