夏休みももうわずかですが、昨年夏の始めに体験した、ほうろく灸が思い出深かったので。
去年体験して衝撃をうけた「ほうろく灸」レポートです。

2024年ほうろく灸のチラシです。 イラスト@上中下

ほうろく灸とは?

夏の暑さには暑さで暑気を払う、という江戸時代から伝わる暑気除け。
「ほうろく」という素焼きの皿にもぐさを乗せ、その皿を頭にのせてお経を唱え無病息災を祈ります。

栃木県だとぽっくり地蔵で有名な日光の等泉寺さんで体験することができます!

ちえ

毎年、7月の第4日曜日に開催しているようです!情報が欲しい方はinstagramなどをフォローしておくと良いかもです♪

チェカンノがほうろく灸体験させていただいた動画です。どんな雰囲気なのか味わえますので、是非ご覧ください♪

山の上のお寺で、異世界体験

等泉寺はつづら折の砂利道の坂を1キロほど登ったところにあるお寺です。
公道ではないので、「お寺」を目指して上に上がらないと山の上に用事があることはありません。
つまり、この坂を登っている方は「お寺に用事」がある方のみ、なのです。

かわいいお地蔵様があちらこちらに。

お寺の入り口には「霊符」の御朱印があります。
こちらの御朱印は全て手書きで念を込めていただいてるそうです。
御朱印が欲しい方は、1,000円/1枚 をお賽銭箱に入れてありがたく頂きましょう。

御朱印をいただいたら、お賽銭箱にお金を入れるのを忘れずに。

いよいよほうろく灸

お寺の中に入ると、椅子がセッティングしてありました。
20分程度とはいえ、座りっぱなしになるので正座に慣れていないときつい。
椅子なのはとてもありがたいです。
山の上ですが、上まで車で登って来られるので、入り口の階段を15段程度登れる方なら、お年寄りでも来ることは可能だと思います。

ご祈祷料の2,000円をお渡しすると、手拭いや、霊符の御朱印をお土産に頂きました。

病気除けの霊符をいただきました。コロナなどまだ心配なのでありがたいです。

お経を聞きながら、頭にほうろくを乗せてじっとしていること、15分から20分ぐらい。
始めは「ぜんぜん熱くないわ」と思っていてもだんだん頭が熱くなってききます。その間もお経の声が響き、不思議な気分です。

チェカンノ

頭にお灸を据えながらお経を聞く機会なんて...多分人生でそんなに沢山体験できないと思います。

このかわいらしいお地蔵様が「ぽっくり地蔵」です。


真面目な顔をしておりますが、頭から煙も出てるしw  結構シュールな光景ですよね。煙で少しは私もお清めできたかしら…

ほうろくを頭に乗せながら、等泉寺の住職さんがいろいろなお話をしてくださいます。
仏教のお話は人間の大切にしなければならないことをあらためて考えさせられます。ありがたい時間でした。
とても話しやすい住職さんなので、子育てや終活、墓じまい、屋敷払いなどでお悩みでしたら一度相談してみるといいかもしれません。

かんの虫(けっこうやってるところ少ないと思います)の相談や土地屋敷の供養もやってるそうです。

#等泉寺さんinstagram

2023年の上中下さんのほうろく灸体験の記事は>>こちら


今回紹介した記事の場所はこちら

日光ぽっくり地蔵 等泉寺

等泉寺は日光の山の中にある単立天台のお寺です。宗派派閥の垣根を超えみんなの為に、みんなと共に、祈りとご供養の大切さを説いています。長い山道。九十九折の砂利道を上った先にある寺は、天空の寺。小さいけれど功徳力ある日光ポックリ地蔵。やさしいお顔の観音様たちがお迎えします。特別なにがあるわけでもないけどそこにはホッとした空気が漂い、みなさまの心を和ませます。どうぞ砂利の感覚を楽しみながらお気軽に足をお運びください。


お問合せHP>> https://tousenji369.jp/